プロローグは行った

怒涛のようにやってくる仕事を片っ端からやっつけて夕方、突然やってくる凪。

誰も喋らないし、動かない。

鼻息のようなため息が聞こえる。

もしかしてみんな本当は居眠りしてんじゃないかと思うくらいしぃんとしている。

空調の音と、強めに叩くキーボードの音が時々聞こえるくらいだ。

なんだっけ、この感じ。

あぁ。夏休みの真ん中の音だ。

嬉しくて騒いでいる7月下旬はガッチャガチャ。

もうすぐ学校が始まる8月下旬は焦ったり、泣いたり、諦めたりと忙しい。

ちょうどマザーに連れられて田舎に来たはいいものの何もする事がなく、友達もいなく、近所に遊ぶところもなく、廊下に寝転がりただ外を見ている時のしぃんと同じだ。

思い返せばいつの夏もよく寝そべりじっとしていることが多かったような気がする。

生産性という邪悪なワードを使うならそんなものはゼロの、何も生み出さない時間だ。

指で壁にずっと四角を書いたり、床のほこりを見つめたり、セミよ、うるせぇなぁ、と頭の中で思ったりしているだけの時間だ。

あぁいう夏はもう2度とやってこないんだろうか。

スマホがある生活とたぶん変わりはないのだけれど、自分はただぼぅっとしているだけの暇人なのだと、否が応でも思い知るあのスタイルはもう戻っては来ないんだろう。

忙しいことが良しとされている昨今だから。

わざわざ既読を遅らせたり、集まりにちょっと遅れて行ったりして忙しいそぶりをするんだから。

ダセぇけどな、そういうの。

 

さてさて。

今週もエピローグがやってくる。

さらに連休ときた。

最高じゃないか、えい?

最高だよ。

 

それではみなはん、また明日。

この場所で。

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