ひとのめ

今日また職場で反抗的な態度を取ってしまった。

短気は損気だというがコンマ1秒で湯が沸く頭をしている自分が悲しい。

アタイの声のトーンとは反対に場内は息を詰めたように、まるでアタイなんかいないかのようにしーんと静まり返っていく。

こういう時はいつもそう。

アタイの熱さとその他大勢の静けさはいつだってセットなのだ。

まぁ別にケンカをしたわけではないし、N氏とはぶつかり慣れているのでお互いに後を引くこともない。

しかしそういう問題でもない。

わかってるんだけどねぇ。

ブレーキぶっ壊れてんだよなぁ。

そんなことがあったんだが、とても重大な事もわかってしまった。

「人の目」についてである。

自分が落ち込む理由の大半は「自分に嫌気がさした」ということじゃない。

なぜならその時アタイは間違っているとは思っちゃいないんだから。

ならば何に嫌気がさしたのか。

シーンと静まり返ったあの人もあの人もアタイを、哀れだなとか、バカだなとか、もっと上手く立ち回れよとか思ってただろうな、と勝手に想像しそしてそれを事実かのように思い込んだ時、自分に嫌気がさすのだ。

つまり「人の目」の「メイビー」に対して嫌気がさしているのだ。

では、その人はアタイにとってどれだけ重要な人なんだろうか。

全然、全く、もっぱら、明け透けに不要なのだ。

正直に言うと。

もちろん重要な人はいる。

重要な人が誰かはちゃんとわかっている。

それ以外の人は明日から一生会わなくなっても人生に何の影響もないのである。

影響のない人の目を気にする必要は。

ない。

そう思ったらなんかパワーがみなぎってきた。

だってたいてい関係ないんだもん。

ジャガイモなんだもん。

ん〜、ムズイな、言い方。

関係ない人は「人の目」をするのだ、だな。

そんでもって、重要な人は「人間の目」で見てくれている。

よぉし。

明日から胸を張って生きるぞ。

なんて思ったタワシのミッドナイトである。

 

それではみなはん、また明日。

この場所で。

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