ギリギリ之助

やべぇ。

気づけばもう明日まで2時間である。

朝も寝て昼も寝て夜はYouTubeを観ていたら何にも書けていなかった。

仕事もだいぶん忙しかったがおそらく今日でひとまず落ち着くだろうと思われる。

忙しかったのでひたすら仕事を片付けていたら大事な事を忘れていた。

ちょいちょい大きな声でやり合っていたN氏が今月でここを去るのだ。

タワシと、1番一触即発スレスレを行き来していたN氏が去る。

それなのにじゅうぶん痛い。

お互いに真面目故にぶつかったりもしたが仲良く笑いながら話した仲でもあったし、何より仕事のいろはを叩き込んでくれたのは紛れもなくN氏だった。

だからなんか寂しい。

しかも明日はN氏が休み。

明後日はタワシが半ドンである。

つまりあと3時間で今生の別れとなるわけだ。

出会いと別れはいつどこでやってくるかわからん。

寂しいけれどじゃあ来週喫茶店でN氏と会って話をするか、と言われたら大した話があるわけじゃない。

そう考えると連絡先を交換することもないだろう。

一緒に仕事をするってのは、ちゃんと向き合えていれば特有の連帯感が生まれ、もう2度と会わないとなるとだいぶん悲しい。

しかし1ヶ月もすればその事に慣れてしまい、そのうち大して悲しい事でもなかったな、と思うようになる。

それはでも事実というより生きる術だ。

そうやって人はなんとか前を向いて生きていくのだ。

グッバイ、N氏。

元気でね。

 

それではみなはん、また明日。

この場所で。

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