ママンのたっての希望に付き合って名古屋にきている。
そして明日帰る。
abanchiのアバンティーヌと話していてたまたま今日名古屋に行くんだよ、と言うと当然のように会いに来てくれた。
え、だってティーヌ、あなた岐阜県じゃん?
そりゃ近いけどさ、迷う間もなく行くって相当嬉しいのわかってんの?
そういうことスルッとするわけ?
タワティーヌはそんな喜びお首にも出さないが。
乗った列車が動物に接触したとのことで少し遅れてアバンティーヌがタワティーヌの待つ松坂屋のアフタヌーンティーヌへやってきた。
タワティーヌが待ちに待っていたアバンティーヌのママンティーヌの手作りクッキーヌを引っ提げて。
アバンティーヌとポティーヌとタワティーヌとタワティーヌのママンティーヌでティーヌしながら笑い続けた。
これこの人の才能だわ。
みんなが笑っちまうのよ。
才能って本当に人それぞれあるものなのね。
いいかげんと笑顔がセットになったアバンティーヌは別れ際にどの列車に乗ってホテルまで行けばいいかわからんと言うタワシに「ついておいで」と言ってエスカレーターを降りて松坂屋の店員さんに「駅はどこですか?」と聞いた。
そして自慢げに「アタシ、人に道聞くの上手いの」と言い放った。
それ、誰でもできることだと思うが。
結局タワシが先頭に立ち駅まで行き、駅員さんに駅名を伝えて電車に乗った。
アバンティーヌよ、お主は笑顔だけでここまで生きてきたんだろう。
スゲ〜けど。
そして東京に来る時はうちに泊まるという約束を取り付けて去っていった。
結局いちばん得したのは誰なのかわからんような気分である。
それではみなはんまた明日。
この場所で。