という謎ルールが設定され、今日はその輝かしい始まりのランチだった。
働いている時の食事には全く興味がないのだが、新しい現場には食べるの大好き君がいてくれるおかげでなにやら美味しいもんが食べられるに違いない。
ランチ時は混むということで、すべり止めの店まで準備しているなんてプロか。
さらに言うとなるべく平坦な道で行ける店をチョイスしたらしい。
腹一杯の上り坂は辛いですから、と。
頭が下がる。
彼は自分を、食いしんぼうだ、と言う。
食いしんぼう'ずチョイスの店は賑わっていて美味しかった。
量は多いし値段が安い。
まぁ会社が持ってくれるので関係ないが、手頃な店のほうが回転がはやく1時間というミニマムな時間にはありがたい。
多すぎて食べきれなかった餃子を快く食べてくれた。
隣の上司が食べ切れない餃子も食べていた。
彼以外は満腹で苦しい、と言っていたが彼はまだ7分目らしい。
食べる事が好きで毎日好きなものに触れているのはなかなかの幸せ者じゃないだろうか。
隣の駅までなら歩くとも言っていた。
気分転換になりますし、と。
あぁ、あれだけ全てに気を配っていれば忙しいし疲弊もするだろう。
なんだか微笑ましいだけの話じゃなくなったが、ありがとう。
それではみなはん、また明日。
この場所で。