もう徹夜は無理だ。
回復までの時間が長過ぎる。
タワシも歳をとったもんだ。
したくても物理的に無理なことは年齢とともに表出するんだな。
精神だけでは抗えないのが体力である。
あぁ、逆も然りか。
精神と肉体のふたつがマリアージュして生まれてきたのが人間。
言葉と行動に置き換えられる、とも思う。
精神を鍛えるためには肉体が、肉体を鍛えるためには精神が必要で、そのバランスを取れるのが唯一、自我なんじゃないかと思うのである。
自我。
タワシの自我はどこにいるんだい。
さて、ビジネススクールの最終日は「やっと会えたね!」のウェイヴが半端なかった!
オンラインで想いを募らせてオフラインでエモタイムを満喫するのも悪くないね。
一度会ってしまえばそっからは会おうとする作用のほうがグッと強くなる。
会ってなかった時も会った時も実際は会おうとすれば前からずっと会えてたのに何故か思考がそこまでなかなか到達しないというか。
「会う」という些細なキッカケをフックに一気に目覚める感覚はいつみてもオモロくて人間らしくて可愛らしい。
世界がみんなかわいくなればいいのにな。
そんな微笑ましいことを考える一方の頭では「素敵至上主義」への怒りをえなちゃんにぶち撒け盛り上がり、電車に揺られながら「寄り添う」についての思考を陰険に巡らせていた。
まだまだイカリのタワシからは脱却できないね。
脱却なんかしたくないのかもね。
あぁ、離れていた日常は思いの外嫌いじゃなかった。
少しずつ、生きやすくなっている気がしてならない。
それではみなはん、また明日。
この場所で。