朝から病院を三軒梯子した。
つうか土曜は朝しかやってないから大腿四頭筋をカチンコチンにし、シャカリキにママチャリをぶっ飛ばし3つの区を右往左往しながらなんとか全てに食い込んだ。
内科の先生には、12月の検査までにはお願いだからちょっと絞っておいてね、とダイエット命令に釘を刺された。
もう絞ってます!と言ったった。
見てわかるでしょうよ!とまでは言わなかった。
そっからさっき颯爽と通り過ぎたB地点とC地点の間にある、心優しき人々しか働いていない、とあるヤマトの営業所へママチャリをぶっ飛ばす。
店員さんは、前回話を切り上げて帰ろうとするタワシを「ちょっと待ってくださいっ!ちゃんとやりますから!」とすてきに大声を張り上げて親身に相談に乗ってくれたおばたんだった。
しかしもう顔なんて覚えていないだろう、と思ったので普通に「これ、お願いしまーす。」と言うと「あれ、こないだの!?」と言われた。
「えへへ。はい。」
そう、前回タワシはポスターの送り方についていろいろ相談していたのだけれど、今回タワシが持ち込んだのがまさにポスターを入れた手作りの箱だったのである。
そして箱を見るなり「すてきなポスター。うふふ。」と褒めてくれた。
箱しか見てないじゃん、とは到底言えはしなかった。
嘘が結構嫌いなタワシなら怒りを覚えるだろうとお思いか。
いやいや、タワシはなんだかとても嬉しかったのです。
近所のおばたんに「ずいぶん大きくなったねぇ」なんて言われてハズイ具合いにちょっと嬉しかったのだ。
遠くてもやっぱりここがいい、と思いながら家路に着くタワシの夜はちょっと小雨であった。
それではみなはん、また明日。
この場所で。