寒いが気持ちの良い朝である。
久々に愛車の真っ赤なミニベロで出かける。
普段はママチャリに乗って大腿四頭筋をプルプルさせているが、このミニベロは軽いのでどこまででも行けそうな気がする。
物件の契約を済ませてから、氏神様となる神社へご挨拶に行った。
この件はタワシがひとりで始めることなのだが、ぽ氏も見届けに来てくれた。
神社にも付き合ってくれて、タワシは勿論気合いをいれて北里柴三郎氏をお賽銭箱へとしたためたが、隣のぽ氏の手からも北里氏がらひらりと舞ったので、なんだか嬉しくなって何度もありがとうを言う。
最高の相方である。
そのあとタワシはみきちゃんとランチへ。
みきちゃんの誕生日だったのでプレゼントもばっちし用意していた。
昔っから時間通りに待ち合わせ場所に来た試しがないので、遅めに行っても良かったが、5分前行動が染みついているので遅刻をするほうがめんどくさくて5分前にとうちゃこ。
着いてすぐみきちゃんに電話をすると「もしかしてもう着いた?」と言ってから「今家を出る」と付け足した。
やはり今日も遅刻であった。
だいぶ遅れて到着したみきちゃんに誕生日プレゼントを渡す。
するとソワソワしながら「実はタワシの誕生日プレゼントを持って来ている」と言った。
タワシが生まれたのは1月だが。
どこにあるんだ?と問うと自転車のカゴに入れてある、と言って出て行った。
なぜ持ってこなかったんだ、不用心じゃないか、と聞いたが、まずはタワシからのプレゼントを全身で受け止めるのが礼儀だから、と言った。
相変わらずマイルールが独特である。
小さい子にお菓子をあげてはいけない、というルールに対して、自分がお菓子を食べているのに子供にあげないのはフェアじゃない、と言ってお菓子をあげていて驚いたのだ。
まぁそんなみきちゃんがなぜ焦っていたのかというと、プレゼントが全部サンタクロースのオブジェだったから。
1月では遅すぎるという理由であった。
クリスマスプレゼントみたいな誕生日プレゼントをもらい、誕生日プレゼントっぽい誕生日プレゼントを贈った。
3時間のうち、2時間半ほどみきちゃんの話を聴いて、タワシが話し初めるとすぐに眠そうな顔になった。
なかなかオモロい事を言うという自負があるタワシなのだが、みきちゃんには届かなかったようだ。
さてさてバカンスもあと1日。
いろいろがんばって行くぜ。
それではみなはん、また明日。
この場所で。