夕方16時半、エレベーターに乗りながらなんだか無性に「コロッケ食べてぇ」と思う。
家路につくと、ママンから電話がきた。
「コロッケが3つ余っているけど食べるか」と。
こういう事が、ママンとタワシには度々起こる。
ママンの予知能力なのかタワシの念の強さなのかは不明だが。
さて。
わちゃわちゃしながらもそっとタワシを心配してくれている友だちがいる事に深く感謝している。
察しながらも遠くで見てない感じが、タワシとしてはとても嬉しい。
近過ぎず、遠過ぎないあの絶妙な距離感は絶対にコミュニケーションの蓄積で仕上がったベンチのようなものだと思う。
コミュニケーションって天涯孤独にならないための作法のようなものだと思う。
時に孤独は必要だろう。
しかし天涯孤独は不安だ。
誰かの話を聴いたり話を聴いてもらったりする時間には今でいう「無駄」が存在している。
だがしかし、その「無駄な時間」に、自分という存在がどれだけ作られてきたかを忘れてはいけない。
通勤ラッシュで、自分が降りたい駅に着くと、無言で人を押しのけて出て行く人間を見かける。
つうかそういう奴らに押される。
友だちには絶対しないでしょうよ。
眠い。
それではみなはん、また明日。
この場所で。