夜になるのが早い。
さっきまで天辺にいた太陽があっという間にビルの谷間窮屈そうになんとやらである。
今日はずっと前からちおちゃんと約束していたランチへ行く。
待ち合わせは代官山という滅多に立ち寄らないオシャ街の中のアディオスアミーゴサボテンマラカスメキシカンのお店である。
一度、ちおちゃんの体調が不調になり、タワシにうつすようなことになったら申し訳ない、と誠実なリスケとなったのだけれど、お店をずらりとピックアップしてくれて、じゃあここにしようって決めて予約もしてくれたのはちおちゃんだった。
タワシはたらふく食べたい欲はあれど、これが食べたい!という欲はほぼないのでいろいろ取り決めてくれたことにありがとうと思っていたわけで、そしてリスケになった時点で店も日にちがずれるだけだと、当然思っていた。
しかし一度消えた予定はリスケと同時に店も綺麗にリセットされた。
まずその事に静かに驚いていた。
そして本日、ちょうど代官山にとうちゃこしたと同時に「次、代官山」とメッセージが入った。
店の場所がわからんので「こちらも今駅に着いた。連れてって〜」と送ると「今から階段を昇る」と返事が来た。
マメ過ぎてウケる。
しかしこれがとても良かった事に気づく。
一気に改札口へと人だかりが押し寄せれば目ん玉はくるくるなり、焦る。
しかし、「今階段の下」なら「そろそろ階段の上」ということが明確になり、すぐに見つけられる。
この「今から階段昇る」宣言は名案すぎたのだ。
自分にない感覚は新鮮だし、名案は取り入れたい。
悪役が好きだと言ってお揃いの悪役のキーホルダーもくれた。
まる子ちゃんのキーホルダーじゃなく、先生のキーホルダーを送るようなものなのに、案外すぐに愛着は湧いてしまうものなのな。
楽しい休日の始まりのゴングが鳴り響いた。
それではみなはん、また明日。
この場所で。
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