幸せが宿る場所

正月明けから会社では階段を使っている。

マコなり社長のYouTubeを観た影響である。

昔から頻繁に頭痛があったので極力階段は避けたいタイプなんだが、だって階段を昇ると頭痛になるから。

しかし最近は薬の服用頻度も減ったし、それに伴い、頭が痛くなる予感がするっていうことも減ったので普通の気持ちで階段に立ち向かえる自分が誇らしい。

しかし、いやしかしじゃないが、料理というものが嫌いで弁当が作れない。

ご飯を炊いて丸めてオニギリを作るのが限界だったが、冷凍して解凍した手作りオニギリの粒どおしがびたっとついて「大粒一粒丸め」みたいなオニギリを毎日食べていたら拒否反応が出てしまい、食べられなくなってしまった。

ご飯が嫌なんじゃなくて固まっているのが嫌なので先週からZiplocのご飯容器にご飯をふわっと盛って持っていっている。

そしておとなのふりかけの5種類パックをお供にしている。

ご飯しか入っていない弁当箱を開け、1/3毎に違うフレーバーを振って食べる。

贅沢な大人振りである。

「なんか大人してるなぁ」と思いながら食べるのは至福である。

本当は自販機でチョコレートを買いたくなるが、それでは自炊している意味がないので5回に2回は我慢して袋ごと持ち歩いている煎餅を食べる。

5回に3回は食べちゃってるってのも大人っぽいなぁ、と嬉しくなる。

こんな事を繰り返してはいるが電車に乗るより100倍楽しいし、なんてったって幸せがコンパクトなのがいい。

幸せをリュックにしまって持ち歩けるのも、3分歩けば幸せが手に入るのもとても幸せな事なのだ。

階段を昇っても、一回で違う種類のふりかけをかけても幸せにはなれない人はいるんだから。

幸せは感じる器が広ければ広いほど受け取れる。

器が深ければ深いほどずっと持ち続けておける。

 

さてと。

 

それではみなはん、また明日。

この場所で。

 

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