ママンとパパンが一度秘密基地を訪れたいというので一緒にいく。
到着と同時にママンは早速うるさい。
カルディで手に入れたコーン茶があまりコーンの味がしないな、とは思っていたけれど今はそれしかないので出す。
ママンは「コーンの味が全然しない」と無表情で言う。
知っとるわい。
天井は拭き掃除をしたか、とも言ってたな。
引越して天井を掃除する人間をタワシは知らない。
ひとまずいろいろ言いたいのだ、親ってもんは。
タワシがやりたいことが2人にはあんまり伝わっていないので手を動かすことをしてみる。
タワシもまだやったことがない紙版画をしてみる。
作業となると急に真剣になるママン & パパン。
ママンが「私らみたいな老人がやればいいねぇ」と言う。
なるほど、それもオモロイな。
2人の写し絵はひどくユニークで欲のないパワーがあったから。
こういうのは描こうと思って描けなくて、なんとも味わいがあっていい。
高齢者じゃなくたってみんなそれぞれにその人らしい表現をするんだろうな。
楽しみだな。
対話とアート。
これってせんべいに緑茶くらい仲良しだし、欠かせない奴らです。
今日も落書きに夢中になり、気づいたら夕方。
気づいたら夕方って幸せ。
それではみなはん、また明日。
この場所で。