今日も無事に『道草 問答』を終えることができてよかった。
そりゃあ、来てくれたお客さんの心の力になれたらいいなと思いながら毎回やっているけれど、そう思いながら「ありがとう」と言いたいのはこっちのほうだと痛感する。
タワシを元気にしてくれるのはお客さんのほうなのだ。
みんなが天井を見たり、首を傾げたり、おでこに手を当てて考えている姿は美しい。
その人がその人である時間に出会えるのは光栄である。
帰りにさよならの背中を見ながら、残りの今日が良い日になりますように、と思っている。
いつになるやらわからんけれど、ふらっと立ち寄るコーヒースタンドみたいに当たり前に立ち寄ってくれたらいいな。
知らない人同士がその日のその時の「私」をそっとテーブルに置くように対話する場になればいいな。
心の時代はそのうちやってくるんだからさ。
さてと。
明日は絶賛恋焦がれている会社の面接だ。
それだって一種の対話である。
心を落ち着けて正直であればいい。
なるようになるさ。
心配するな、タワティーヌ。
それではみなはん、また明日。
この場所で。