エアリズムがある。
これを着ると涼しいらしいので毎日着ているけれど、こんなに暑いんじゃ涼しくなってるかどうかはさっぱりわからない。
ついでに汗をかくので痒い。
先日エアリズムの上からお腹を掻いていたらエアリズムにぽっかりと穴が空いた。
まぁ、穴が空いたって見えやしないので引き続き着ているのだが、昨日もお腹が痒くて掻いたらぴったりと、ぽっかり空いた穴を掻いていた。
1/100くらいの確率なのにドンピシャでそこを掻いた自分に驚いた。
暇つぶしで掻いたようなものだったが、タワシは本当にここが痒かったんだ、と思い知る。
身体は細かいことを本当は知っている。
さて。
先週食べたカレー屋さんのカレーが美味すぎて今日も行く。
もちろん今日も美味かったし、店員さんは皆優しかった。
それでも先週の感動と味わいがまだうっすら残っている今日、行くべきではなかったのである。
あの味をすっかり忘れるまで我慢すべきだったのだ。
じゃないと美味しくて驚いたのは幻だったのかもしれない、とか思う自分が出てくるから。
結局なんだってそうだ。
毎日優しくされたら、その優しさに慣れちゃって優しさを感じなくなるみたいに。
人間の特技でもある順応性は、辛い時にはポジティブで、幸せはネガティブになる。
これも仕方ないことだが、そういう生き物なのだ、と常に自覚していたい。
もう50なのでそろそろいい人になりたい。
それではみなはん、また明日。
この場所で。