熱は微熱の波間を行ったり来たりしているし、咳が出てきて咳をするたびに頭がガンガンするし、これはもうドクターへGOするしかないなと思い、自転車をぶっ飛ばす。
受付という仕事が大変なのは良くわかるが、受付という仕事は接客業も担っているわけで。
どうして医者へ行くと、いの一番に受付で毎回セキャハラにあわなきゃならんのだろう。
こちらは悪態をついてるわけではなく、手慣れすぎた早口や、抑揚のない話し方で意味を理解することができずに手こずるだけで、もちろん丁寧に聞き返したり質問をするだけなのだが大抵「は?」って顔に書いてある表情と吐き捨てるような繰り返しの文章が返ってきて落ち込む。
いやな患者や、いやな同僚がいるのかもしれないが、体調悪のこの瞬間にそいつらのとばっちりをタワシが受ける筋合いはあるんだろうか、疑問である。
接客業の人の中にはとても感じのいい人もいるんだが、セキャハラをする輩が多い。
だからこそ、親切な人が光り輝いて見えたりする。
現に診察後の処方箋薬局のおねぇたんは最高にビーナスだった。
最後にビーナスに出会えて本当に良かった。
まぁ、その話は置いておいて、受付でもらったアンケートみたいなやつを埋めていく。
アレルギーはありますか。という欄に書かなければならないのは、タワシはイヴを飲むと肝臓の数値が上がるということだった。
なぜなら頭痛を治したいのにイヴを処方されたら飲めないから。
だからタワシは「イヴ(肝障害)」と書き、提出した。診察を待っているあいだに「あれ!?」と思いGoogleで「薬 イ」まで打つと「イブ」と出てくるではないか。
ハズイ。
ハズすぎる。
クリスマス・イヴでもないのに何をロマンティックにセクシーに「イヴ」とか書いてんだ、コンニャロー。
イブだわ!
まぁでもいいわ。
外出する金もないし、無職だし、まさかコロナには罹っていまいと思ったが一応検査を。
ドクターと看護師さんの検査の合言葉は「じゃ、インコロで。」だった。
結果は陰性でホッとする。
のど風邪ということだった。
そのまま選挙へ行き投票をしてきた。
今回は結構悩んだ。
日本が良くなりますように、と願いながらユポを折り、投票箱へ入れた。
さて。
頭痛のない明日が来ますように。
それではみなはん、また明日。
この場所で。