昼ごはんを食べながら正面の大きな窓を見ると山が見える。
結構近くに山がある。
そのことがタワシの心をめちゃんこ穏やかにしてくれる。
山の近くに住む準備はできていないが、通勤という縛りの中で自然と触れ合う機会が勝手に作られるのは悪くない。
なんてったってタワティーヌは生粋のシティーガールなんだから。
昨日作っておいた高野豆腐の煮物がキンキンに冷えていて美味い。
やっと買えた備蓄米は残念ながら臭いが強い。
さてと。
今週はまだ始まったばかりだ。
月曜からお菓子だなんて言ってちゃあぽんぽこりんにも程があるので腹ペコで電車に乗る。
隣に座ったおいちゃんからは洗剤のいい匂いがする。
あぁよかった。
空は瞬く間に真っ暗になって、もう冬がそおっとやって来ているのかと思うと嬉しくも物悲しくもあっておセンチになる。
同じようでも同じ日はないのだ。
全ての日々を愛おしく思えるように生きたい。
そのためにはあまり深く深く1日を掘り返したくない。
心配と反省と後悔の渦に巻き込まれないようにしたい。
そして穏やかに過ごしたい。
心配ばかりの人生はもう嫌だ。
だから帰ったらひょうきんになってぐっすり寝ることにする。
明日、元気に過ごすと決める。
それではみなはん、また明日。
この場所で。