まだ夏。全然夏。

今朝はなんだかミュージックな気分だ。

久々に通勤列車でメローを流す。

歌謡曲好きなら必ず射抜かれる「真夜中のドア〜stay with me」を聴いていたら杉山清貴、杏里と続くものだからタワシのテンションはアゲアゲになってまう。

 

目を瞑り、こういうの、聴いていた「あの頃」を思い出していた。

子供だったあの頃を。

嫌いだった勉強を泣きながら最低限だけして、あとは何をしてたのか覚えてないけれど、不自由さに鬱屈としながら未来の自由を夢みていたあの頃。

部屋で1日中歌を歌ったり惰性で「北の国から」を観たり「タッチ」を観て涙したりしていたあの頃。

ともだちんちに行っても暑くて何もする気にならずただただダラダラしてバイバイしたり。

何をしてたんだか本当によく分からんけれどあれはあれで良い思い出になったな、と思いながらメローを聴いた。

 

夏は爽やかな声がグッとくるねぇ。

お杉やんの澄んだ声とサングラスとアロハとショートカットは夏そのものだった。

あれからどれぇくらい経ったのだろう。

なんて乾杯してみるが、果たして未来に自由はあったのだろうか。

責任が伴う本当の自由に怯えて、不自由だったりしないだろうか。

責任の伴わないあの頃のほうが、本当は自由を満喫していたんじゃなかろうか。

そんなことを思いながら窓の外を見たら長い長いトイレットペーパーが、一反木綿みたいに風に舞っていた。

 

恋焦がれカンパニーまでの遠距離通勤はもしかすると、思っていたより大丈夫かもしれない。

テレワークができるくらいに成長したら良い気分転換になるかもしれない。

そうなれたらマジでありがてぇ。

オラ、がんばっぞっと。

美味しそうなプラムを家族に買って帰る。

 

それではみなはん、また明日。

この場所で。

 

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