祭りのご飯は昼も夜も美味しかった。
タワシは全くグルメではないのでこの世界は美味しいもので溢れている。
そしてこれをラッキーだと思っている。
さらに言うと好き嫌いがはっきりしているのでいろんなものを食べたいと思ったことがない。
これだ!となったらそればかりを飽きるまで永遠に食べている。
そもそも食に対する冒険心が皆無なのだ。
だからこれについても、近場に宝物がわんさか埋まっているみたいなもんなのでラッキーなんだと思う。
幸せが待ち伏せしているのさ。
さて、帰りの電車で会社の部署のグループLINEが鳴った。
○○駅で花火が見えた、と。
偶然打ち上げ花火に出くわすくらいラッキーなことはないので、タワシはじっと暗闇を見ていた。
すると左にまあるい花火が、右にまあるい月が見えた。
もはやラッキー過ぎて寒気がする。
おまけに今日は?
なんつったって金曜日?
そんでもって月曜日もホリデーだってさ。
もう鼻息しか出ない。
敢えて言うなら食べ過ぎたぽんぽこりんの上部の胃が少々重たいくらいだ。
こんな日もあるんだな。
いやこういう日がちょっとずつ増えていくといいな。
ヨスッ。
今夜は夜更かし嬉しいな。
それではみなはん、また明日。
この場所で。